ビジョン・企業理念

ビジョン

人に寄り添う力とテクノロジーの力で、
一人ひとりの安心と
その方らしい人生を支える
介護事業者になる

企業理念

  • ご利用者・ご家族・介護従事者それぞれの視点に立つ。
  • 「原点からの発想」に基づき、高品質で合理的なサービスの提供を追求する。
  • 事業を永続させる。
企業理念

トップメッセージ

代表取締役社長 出井学

人生100年時代、日本の高齢化は引き続き加速度的に進展、団塊の世代が75歳以上となり、約2200万人が後期高齢者となるいわゆる2025年問題は、目前に迫ってきました。国の調べによりますと、2016年時点で平均寿命と健康寿命(日常生活に制限のない期間)の差は、男性で約9年、女性で約12年となり、要介護者の増加も超高齢化に比例した増加が推測される一方で、その労を担う介護人材はその時点で3〜40万人不足するとの民間調査結果もあり、介護問題は日本にとってまさに喫緊の社会課題となっています。

ソニー・ライフケアグループは、ソニー生命保険株式会社を中核とするソニーフィナンシャルグループに属し、ソニー生命がかつて掲げた「長生きをすることが心から幸せだ、と言える世の中にしたい」というコーポレートメッセージと、「内容の充実、実質的な活動に重点を置き、いたずらに規模の大を追わず」というソニーグループファウンダー、井深大の設立趣意書の考えに基づき、介護サービスに求められる「品質追求」を軸として事業展開をしています。2013年11月、1ホーム32室からスタートした事業は、2,000室を超える規模を持つ介護グループに成長してまいりました。この間、ご入居者とそのご家族をはじめ本事業に関与される多くの皆様のご支援によって、今日がありますこと心より感謝申し上げます。

ソニーグループのパーパス(存在意義)は、「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」と定義されています。私たちの介護サービスにおける「クリエィティビティ」とは、「お客様に関する日々の気づきから、どんな介護、サービス、どのようなハード設計等が『その方らしい人生』にふさわしいかを考える上で求められるクリエイティビティ(創造力)」を指します。また、介護人材不足が叫ばれ、科学的介護が提唱される中「IT、ロボティクス等のテクノロジーを用い、各種データやエビデンスを持ってお客様の心身状況を把握することで、より効率的かつ高品質な介護サービスに繋げていくこと」は、もはや事業運営者にとって必然となっています。その方らしい人生を過ごしていただくことへの取り組み(“Life Focus”の実践)を通じて、お客様、ご家族に「ソナーレ、はなことば、ぴあはーとで暮らすことができて本当によかった」という高い満足度=感動、を抱いていただくことを私たちは目指しており、ソニーグループのパーパスを介護サービスによって実現するグループ企業として、事業そのものの成長を通じた社会の持続可能性向上を追求してまいります。

私たちのVisionにある、
「人に寄り添う力」とは、私たちの介護事業においては「介護のプロとしての専門性」や「ご入居者への思い」を表します。
「テクノロジーの力」は、お客様むけのサービスを充実させるために必要な業務効率化やケアに係る身体的負担を軽減させるための
IT、ロボティクス等のテクノロジーを指します。
「一人ひとりの安心」には、ご入居者はもちろんのこと、広い意味でのお客さまであるそのご家族(安心して家族を委ねられる)、
そしてホーム・本社で働く従業員の皆さんの安心(安心して働ける)も含んでいます。
その安心をベースとして、すべてのご入居者の「その方らしい人生を支える」、すなわち“Life Focus”を実現できる介護事業者になることが、私たちの目指す姿です。

ソニー・ライフケア株式会社
代表取締役社長

代表取締役社長 出井学